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解剖と培養の実験

平成25年2月17日の実験工房 ヤトウ虫のお幼虫を解剖し、体内の構造を観察することと、ヤトウ虫から採取した細胞を培養し、1週間後のその状態を観察する2つを目的に実験する教室。
ヤトウ虫の解剖は、女子も参加しているが、最初は気味悪がっていた子も実験に夢中になり、また次第になれてしまうことから、実験が終了する時期には最初の雰囲気と一変する。しかしはじめは気持ちがいいものではない。解剖はメスで表皮を切り裂くことから始まり、細かい作業であるので、参加者は最初の気持ち悪さと作業の細かさからかなり緊張するようだ。それでも顕微鏡で自ら解剖した虫を観察し、確認すべき部分が認識されると緊張が解れ、喜びに変わる。

夜盗虫の幼虫
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解剖後
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